【2019年9月7日更新】
出産前は理想の体重を維持できていたにもかかわらず、産後に太ってしまう女性は少なくありません。実際に、出産前と同じようにダイエットをしても思ったように体重が減らない、エクササイズをしてもやる気が続かないなど、悩んでいる女性はたいへん多いです。
そこでここでは、産後ダイエットを始める時期や具体的な方法、モチベーションを維持する方法など、ママになっても綺麗な女性でいるための産後ダイエットついて解説していきます。
目次
産後ダイエットはいつから?効果的な時期とは?
産後ダイエットは授乳中にしてもよいのか、帝王切開後にダイエットをしてもよいのかなど、産後ダイエットをはじめる時期や効果的な時期について説明していきます。
授乳中にしても良い?
授乳中でも、産後ダイエットを行うことができます。実際に、自然分娩した翌日からダイエットを始める人もいます。
しかし、産後1カ月間は体力が戻らない他、栄養やホルモンバランスの崩れなど、ダイエットを行うための体調が整っていないことが多いです。そのため、授乳中のダイエットは産後1カ月を過ぎてから行うようにしましょう。
また、産後半年後までは、比較的ダイエットしやすい時期です。産後1カ月を過ぎたら、体調を見ながら少しずつダイエットを開始することをおすすめします。
なお、授乳中はエネルギーや栄養分が母乳として使われるため、痩せやすい時期です。しかし、筋肉量の低下や食べ過ぎ、骨盤のゆがみなどが原因で、産後太りが解消できないケースも少なくありません。
この時期に適切なダイエットをしないと、体脂肪が落ちにくくなる可能性もあるため、体重の管理はしっかり行いましょう。
帝王切開の場合は産後ダイエットしても良い?
帝王切開の場合も、産後ダイエットは可能です。しかし、帝王切開後は腹部や子宮に傷がついている状態です。自然分娩時とは開始する時期やダイエット方法が異なるため注意してください。
帝王切開後に運動による産後ダイエットを始める場合は、まず医師の指示に従うことが大切です。傷の回復具合を診断してもらい、体を動かすダイエットが可能な場合にエクササイズなどができます。なお、傷が癒えてダイエットが可能になるまでに、約2カ月かかるケースもあります。
食事でのダイエットの場合は、産後すぐに始めることができるでしょう。ただし、無理なカロリー制限や偏った食事をしないことが大切です。水分をしっかりとりながらバランスの良い食事内容にすることで、効果的なダイエットができます。
二人目を生んだときに産後ダイエットはしてもいいの?
二人目を出産したときも、産後ダイエットを行うことはできます。ただし、二人目の場合は、一人目のときの産後ダイエットよりも効果は低くなる傾向にあるため注意してください。
たとえば、ダイエットに必要な期間が延びます。一人目のときは、産後1~6カ月がダイエットに適した期間でした。しかし、二人目以降は、産後1~12カ月を見込んでおいたほうがよいでしょう。
ただし、二人目の産後ダイエットにはメリットも少なくありません。一人目の出産経験があるためです。
一人目の妊娠時にどれだけ体重が増えやすくなったか、産後どの程度の期間で体重が戻ったか、ある程度把握することができます。そのため、妊娠中から食べ過ぎや栄養の偏りを控えるなどの対策ができるでしょう。
母乳育児とミルクそれぞれの産後ダイエットとは?
完全ミルク育児でのカロリー消費量は、母乳育児に比べて1日に約700kcal少ないです。母乳を作るためのエネルギーやホルモンの分泌量が異なるためです。一般にミルク育児中の産後ダイエットは、期間が延びる傾向にあります。
また、ミルク育児中は消費カロリーの少なさに加え、骨盤も戻りにくくなります。そのため、減量するためには、食事制限や骨盤矯正など複合的な対策が必要です。1年近くはダイエット期間を見込んだほうがよいでしょう。
一方、母乳育児の場合は、母乳を作るエネルギーが必要な分、空腹感が強く出る傾向にあります。ミルク育児に比べダイエット期間は短いものの、食欲が出るため食事制限がしにくくなります。そのため、運動療法を中心に、産後1~6カ月を中心にダイエットに取り組むほうがよいでしょう。
産後ダイエットの運動・トレーニング方法17選
産後ダイエットには、様々な効果的な運動方法や食事療法があります。ここでは、自分の体重を利用したエクササイズや器具を使った運動方法、食事レシピなどについて説明していきます。
1.産後ダイエットの腹筋方法
産後ダイエットの腹筋は、出産による腹筋の状態や筋力などに応じて負荷ややり方を変えることが大切です。そのため、まずは軽めの腹筋運動から始めることをおすすめします。
負荷が小さい腹筋方法には、上体を無理に起こさないロールアップがおすすめです。ロールアップは次のような順序で行いましょう。
1.床に座り、ひざの裏を腕で抱える
2.ひざを抱えたまま後ろに倒れる。このとき、腹筋の力を使ってゆっくり倒れることが重要
3.肩から背中、腰の順に、腹筋の力を使いながらゆっくり上体を起こしていく
4.2~3を繰り返す
回数は、10回1セットで3セットから始めましょう。
次に、腹筋にしっかり負荷を与えるクランチのトレーニング方法です。
1.床に座り、足を肩幅程度に開く
2.上体を後ろに倒して床に寝て、折りたたんだタオルを腰の下に入れる
3.足の付け根とひざを90度に曲げる
4.お腹に折りたたんだタオルを乗せ、胸の前で腕をクロスさせる
5.お腹のタオルを覗き込むように、息を吐きながら肩が浮く程度に上体を起こして、1秒間キープする
6.ゆっくりともとの位置に戻る
クランチでは、足を伸ばしたりひざの角度を変えたりしないように注意しましょう。10回2セットから始め、慣れたら回数やセット数を増やします。
【腹筋ダイエット参考記事】
2.腹筋ローラーを使った産後ダイエット方法
腹筋ローラーを使った産後ダイエットは、体重だけを利用した腹筋運動よりも強い負荷が腹直筋にかかります。また、腹筋だけでなく、太ももや体幹、胸、背中など広い範囲に負荷が及ぶため、産後ダイエットにたいへん効果的です。
腹筋ローラーを使ったトレーニングでは、壁を利用して必要以上に腹筋を使わない工夫をすることをおすすめします。具体的な流れは次のようになります。
1.腹筋ローラーのグリップを両手で持ち、壁の前に四つん這いになる
2.筋力に合わせて壁とひざの距離を調整する
3.壁に腹筋ローラーが当たるまで、ゆっくりと腕を前に伸ばしていく
4.腹筋ローラーが壁についたら、腹筋の力を使って引き寄せる
5.3~4を繰り返す
慣れてきたり筋力がついてきたりしたら、壁とひざの距離を少しずつ離して、腹筋により強い負荷を与えるようにします。
3.ジムで産後ダイエット
ジムで産後ダイエットを行う場合、トレーニング器具やマシンの使用、トレーナーの指導など、自宅ではできないトレーニングができるため、高いダイエット効果が期待できます。ジムで効率的なダイエットをするためには、代謝をアップさせる筋肉量の増加に加え、有酸素運動でカロリーを消費させましょう。
筋肉量を増やすためには、筋トレが適しています。その際、マシンを使用することで、初心者でも安全にトレーニングできるでしょう。
体の中で特に大きな筋肉を鍛えるとダイエットに効果的です。そのため、胸を鍛えるチェストプレスマシンや、足を鍛えるレッグプレスマシン、背中を鍛えるラットマシンなどを使用することをおすすめします。
有酸素運動では、産後に多い腰痛を起こさないために、腰の負担が少ないマシンを使いましょう。
たとえば、山登りや階段上りをする要領で足腰を中心に鍛えることができるステアクライマーがあります。ただし、設置しているジムが少ないことがデメリットです。
トレーニング方法は簡単で、ポールにつかまりながら、マシンの動きに合わせて30~45分続けるだけです。
一方、エアロバイクは設置しているジムも多く、下半身だけでなく上半身の筋力も使用するため、全身運動におすすめです。心拍数を120~130回/分になるように負荷を調整し、20分以上続けると、脂肪燃焼効果が高まるでしょう。
また最近では、産後ダイエット専門のプログラムを設けているパーソナルジムも増えています。ダイエット以外にも、くびれや姿勢改善などを行いたい場合におすすめです。
産後ダイエットにおすすめパーソナルトレーニングジムはこちら
4.マッサージで産後ダイエット
マッサージも産後ダイエットに効果的です。お店でマッサージしてもらう方法も有効ですが、自分でマッサージすることもできます。
ダイエットのためには、全身のリンパの流れを良くすることが大切です。そうすることで、老廃物が溜まりやすい産後のスムーズなダイエットをサポートしてくれるでしょう。
腹部のマッサージは、次の手順で行いましょう。
1.準備として、ジェルやクリームをお腹にたっぷり塗る
2.へそを中心に両手で時計回りにマッサージする
3.みぞおちから鼠径部(足の付け根)までゆっくりさする
4.脇腹上部から鼠径部にかけて円を描くようにマッサージする
5.脇腹中部からへそのあたりまでさする
6.肋骨の下を脇腹からみぞおちにかけて押し流すようにマッサージする
7.へそまわりを時計回りにマッサージし、みぞおちから鼠径部までさすってリンパを流す
マッサージ前に水を多めに摂取すると、より高いマッサージ効果が期待できます。
5.ストレッチで産後ダイエット
ストレッチをすることで、全身の柔軟性や代謝を上げることができます。特に骨盤まわりのストレッチは、産後緩んだ骨盤を矯正するために有効な方法です。
骨盤がゆがんだままでいると、下半身を中心に脂肪がつきやすくなります。また、姿勢の悪化や腰痛の原因にもなるため、骨盤まわりのストレッチを積極的に行いましょう。
おすすめのストレッチ法に、次の手順で行う骨盤まわしがあります。
1.足を肩幅程度に開き、腰に手を当てる
2.時計回りに10回まわす
3.反時計回りに10回まわす
4.合計3セット行う
寝た状態で行うストレッチ法もあります。手順は次のようになります。
1.床に座ってひざを立てる。このとき、足は腰幅に開く
2.右手を腰の後ろに、左手を足の間に置く
3.息を吐きながら右に上体をひねって5秒間キープする
4.姿勢を戻し、両手を腰に当てる
5.右に上体をひねり5秒間キープする
6.左側も同じように、合計10回行う
【ストレッチダイエット参考記事】
6.ストレッチポールを使った産後ダイエット方法
円筒形のストレッチポールを使うことで、簡単に全身をほぐしたりストレッチしたりすることができます。産後にゆがんだ骨盤をはじめ、股関節や肩甲骨まわりもストレッチできるため、産後ダイエットに効果的でしょう。
15分間で全身をほぐすエクササイズの手順は次のようになります。
1.ストレッチポールの上に仰向けに寝る。このとき、頭とお尻がポールに接するようにする
2.腕を横に広げ、ひざを曲げてから左右に転がる
3.手を地面に接したまま、両腕を上下させる
4.手で円を描くように、時計回りと反時計回りに腕を動かす。
5.両腕を体の上に伸ばしてから、右手を頭上に、左手を足のほうに伸ばす。体の上を通り、腕を入れ替える動作を繰り返す
6.両腕を体の上に肩を上げながらまっすぐ伸ばし、腕を広げて床につける動作を繰り返す
7.右腕を頭上に、左足を右腕の対角線上に伸ばす。反対側も同様に伸ばす
8.両足のかかとを床に接したまま、足を曲げ伸ばしする
9.両足を伸ばしたままひざをバウンドさせて股関節の周辺をほぐす
10.両足を伸ばした状態で、つま先をワイパーのように動かす
11.左ひざを立て、右足を伸ばし、右のつま先をワイパーのように動かす。反対側も同様に行う
12.足を閉じてひざを立てた状態から、ひざを開閉させる
13.ひざを開いた状態で足の裏同士をつけ、ひざの曲げ伸ばしを行う
7.バランスボールを使った産後ダイエット方法
バランスボールを使ったトレーニングは、骨盤矯正やインナーマッスルの強化、関節の調整など、様々な効果が期待できます。そのため、ダイエットの他、産後特に気になる骨盤のゆがみや腰痛、冷えの改善などにも有効でしょう。
運動量も多くないため、手軽にできることも大きなメリットです。
有酸素運動を行いながら体幹を中心に鍛えるための、バランスボールを使ったトレーニング方法は次のようになります。
1.ひざが90度になるように、また姿勢をよくしてバランスボールに座る
2.バランスボールに座りながら、リズムよく弾む。腕を振ると運動量がアップする
3.体を弾ませながら、ひざを交互に上げる。このとき、バランスが崩れないように体幹を意識する
4.3に腕を振る動作を加える
5.ランニングのように、ひざを上げるテンポをアップさせる。さらに、腕を振る動作を合わせる
6.体を弾ませながら足を開閉させ、動きに合わせて腕を上下させる
7.体を弾ませる動作に合わせて、片足ずつ横に伸ばす。足を伸ばすと同時に、腕を横に広げる
8.腕を胸の前で組み、体を弾ませながら片足ずつ前方に伸ばす
8.ダンスで産後ダイエット
ダンスはカロリー消費量が多いため、ダイエットにおすすめの方法です。中でもカーヴィーダンスは、脂肪燃焼の他、骨盤矯正やくびれ、柔軟性アップなど、産後ダイエットに理想的な効果が期待できます。
有名人もカーヴィーダンスを取り入れてダイエットに成功していることでも話題になっています。DVDも販売しているため、自宅で見ながら行うことができるでしょう。
カーヴィーダンスには、全身運動や部分やせなど、目的別に種類があります。産後ダイエットには、全身運動がおすすめです。
カーヴィーダンスは、脂肪燃焼に効果的な有酸素運動と、筋力強化に重要な無酸素運動の両方を取り入れているのが大きな特徴です。プログラムの中には短時間のものもあります。しかし、しっかり脂肪を落とすためには、最低でも20分以上は続けましょう。
なお、カーヴィーダンスは激しい運動を行うため、産後すぐはおすすめできません。産後3カ月以降の体調の良いときに行いましょう。
9.エステで産後ダイエット
痩身エステを利用することで、産後ダイエットを行うことができます。運動が苦手だったり、筋力不足や関節の痛みが原因で強い負荷がかけられなかったりする場合におすすめです。
エステの施術メニューには、産後に気になるお腹まわりや太ももの引き締め、妊娠線のケア、たるみやむくみのケアなどがあります。そのため、ダイエットだけでなく、トータルで出産前の体型に戻したい場合にもおすすめです。
骨盤の開きを改善するためのメニューもあります。骨盤を矯正することで、スタイルアップはもちろん代謝アップにもつながるため、産後ダイエットにも効果的です。
ただし、痩身エステは体調が回復した後に行うことをおすすめします。個人差はありますが、産後3カ月を過ぎれば施術を受けてもよいでしょう。
10.ウォーキングで産後ダイエット
ウォーキングは、手軽に行うことができる産後ダイエットです。歩くという日常の行為の延長線上にあるため、体への負担も少なく、ストレスなく続けることができるでしょう。
ウォーキングをすることで、カロリーを消費できる他、酵素の働きを良くすることができます。酵素が活発になると、中性脂肪を排出する働きも活発になるため、産後でも太りにくい体質にすることができます。
ウォーキングの際は、次のことに注意しましょう。
1.姿勢をよくして、まっすぐ前を向く
2.歩幅を広くして消費カロリーを増やす
3.腹筋をへこませることを意識しながら行う
4.かかとから着地し、つま先で蹴る
5.手を大きく振って肩甲骨をよく動かす
ウォーキングは、負荷が小さいからといって、産後の体調が回復する前に始めないようにしてください。悪露の悪化や尿漏れの原因になるためです。あくまでも、産後1カ月を過ぎてから行うようにしましょう。
【ウォーキングダイエット参考記事】
11.ランニングで産後ダイエット
ウォーキングよりもカロリー消費量を増やしたい場合は、ランニングが適しています。継続的に行うことで、高い産後ダイエットの効果が得られるでしょう。
ランニングは有酸素運動のため、脂肪燃焼のためには最低20分以上続ける必要があります。慣れたら30分、40分と延ばしていきましょう。
ただし、脂肪燃焼効率のよい運動強度で行うことが大切です。目安は、最大心拍数の60~80%。会話しながらランニングできる程度の強度が適しています。
その他にも、ランニングを行う際に注意する点があります。たとえば、シューズ選びは慎重に行ってください。
全体のサイズはもちろん、足幅や甲の高さも合わせるようにしましょう。合わないシューズを履いてしまうと、骨盤や関節、姿勢の悪化につながります。
また、カロリー消費量が多い分、食欲も湧いてしまうため、同時に食事管理もしっかり行うようにしましょう。ランニングを始める時期は、体調を見ながら最低でも産後3カ月、できれば6カ月以降が望ましいです。
12.ファスティングで産後ダイエット
断食期間を設けるファスティングは、運動が苦手だったり時間がなかったりするときの産後ダイエットにおすすめの方法です。ファスティングを行うことで、ダイエットはもちろん、便通の改善や肌の調子が良くなるなどの効果も期待できるでしょう。
基本的なファスティングは、5日間に通常の食事から準備期間の食事内容に変え、断食を行い、回復期間を設けるという流れになります。
準備期間は2日間で、1日3食とります。ただし、全体的な摂取量を減らし、納豆やバナナ、野菜類など、消化が良い食材を使うことが大切です。
断食期間も2日間です。しかし、何も飲み食いしないのではなく、水や青汁、酵素ドリンクなどを飲むようにしましょう。回復期間は1日で、準備期間と同様に消化の良い食材を使います。
ファスティングは、断食することで体内をリセットするダイエット方法です。そのため、授乳中は栄養不足になる恐れがあるため、行わないようにしましょう。また、授乳後やミルク育児をしていても、無理しないことが大切です。
13.産後ダイエットにおすすめの青汁
産後ダイエットの栄養バランス調整やファスティング、置き換えダイエット時に、青汁の活用はたいへん効果的です。ただし、青汁にも多くの種類があるため、産後ダイエットに適したものを選びましょう。
ポイントとなるのは、腸内環境を整えるための食物繊維や乳酸菌が入っているもの。また、母乳にも良い影響を与えるビタミンBが豊富なもの。そして、添加物が入っていないことです。
おすすめの青汁には、次のようなものがあります。
「すっきりフルーツ青汁」
81種類ものフルーツ酵素の他、乳酸菌や食物繊維がたっぷり配合されています。酵素による代謝アップは産後ダイエットの大きな味方になってくれるでしょう。
「本搾り青汁ベーシック」
ファンケルの無添加・無農薬青汁です。国産ケールが100%使用されているため、ケールの持つ豊富な栄養素をしっかり摂取することができます。
「GOKURICH」
豊富な酵素やビタミン・ミネラルの他、プラセンタやカルニチン、BCAAなども配合された、ダイエットと美容にうれしい青汁です。サイリウム入りのため、飲んだ後は空腹を感じにくくなることも大きなメリットでしょう。
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14.産後ダイエットにおすすめのプロテイン
産後ダイエットにプロテインの摂取はたいへん効果的です。プロテインはタンパク質が凝縮されたもので、ダイエットに重要な良質な筋肉を作るもととなります。
そのため、ダイエット期間はプロテインを積極的にとるようにしましょう。ダイエット目的の場合、脂肪として蓄積しにくく、吸収されるまでの時間が長い、大豆が原料のソイプロテインがおすすめです。
おすすめのプロテインには次のようなものがあります。
「サバス・ウエイトダウン」
ガルシニアやビタミン・ミネラルも配合された、減量を目的としたソイプロテインです。糖質が低く大豆100%で高タンパクのため、置き換えダイエットにも重宝するでしょう。
「DHC・プロテインダイエット」
食物繊維やコエンザイムQ10、ポリフェノールなども配合されたソイプロテインです。ダイエットと美容効果を同時に得たい人におすすめです。
「ボディウィング・大豆プロテイン」
大豆の臭いが気になる人におすすめの、飲みやすいソイプロテインです。
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15.産後ダイエットにおすすめのレシピ
産後ダイエット中の食事内容は、脂肪として蓄積しやすい糖質が多くなく、栄養バランスが整ったものが適しています。また、筋肉のもとになるタンパク質をしっかりとれるものがよいでしょう。そのためのおすすめレシピには次のようなものがあります。
「納豆丼」
ご飯を少なめにし、その分タンパク質の豊富な豆腐や野菜類でボリュームアップした、ダイエット時にうれしいメニューです。
作り方は、まず丼にご飯を茶碗1/3分入れ、その上に豆腐1丁を崩して乗せます。さらにツナやネギ、オクラ、かいわれ大根などを乗せましょう。
最後に、納豆と卵を混ぜたものをかけます。納豆についているタレは糖質が多いため、かつお節に醤油を加えたものにしましょう。
「具だくさん野菜スープ」
汁物だけで満腹感を得られるメニューです。
作り方は、水を張った鍋にニンジンとキャベツ、ネギ、豚肉、そしてしいたけやまいたけなどのきのこ類を食べやすい大きさに切って入れ火を通します。次に、牛乳と鶏ガラスープのもとを入れてひと煮立ちさせて完成です。塩コショウで味を整えてもよいでしょう。
16.骨盤ベルトを使った産後ダイエット方法
骨盤ベルトの使用は、産後ダイエットに効果的な方法です。出産で開いたりゆがんだりした骨盤を矯正することで、血流の改善や内臓位置の矯正などもでき、痩せやすい体になるためです。
骨盤ベルトの使い方は、商品のタイプによって異なります。しかし基本的な使い方はたいへん簡単で、ただ履くだけです。
骨盤ベルトの中でも使いやすいのは、お腹まわりから太ももまでカバーしたタイプでしょう。体勢によって骨盤がゆがむことがなく、ずれにくいためです。
骨盤ベルトを使う際は、長期間履き続けないことが大切です。長期間使用することで、骨盤まわりの筋力が低下したり、新たなゆがみが発生したりする恐れがあるためです。あくまでも骨盤まわりの回復をサポートするグッズと考え、産後3カ月までには使い終えるようにしましょう。
17.赤ちゃんと一緒にする産後ダイエット方法
赤ちゃんと一緒にできる産後ダイエットもあります。バランスボールを使ったエクササイズなどは、赤ちゃんを抱っこしながらもできるでしょう。ボールの上で弾むことで、赤ちゃんをあやすことにもつながります。
この他にも、赤ちゃんと一緒にできるトレーニングがあります。
まずは、次の手順で行う腹筋を引き締める方法です。
1.床に仰向けになり、赤ちゃんをお腹に密着させる
2.足を真上に伸ばす
3.足を下ろすと同時に、腹筋の力を使って上体を起こす動作を繰り返す
次に、足の筋肉を鍛えて代謝を増やす方法の手順です。
1.足を肩幅程度に開いて立ち、赤ちゃんを胸の前で抱っこする
2.腰をしっかり落として、スクワットを行う
3.片足を後ろに出して腰を落とす。このとき、後ろ足のひざが90度になるように意識する。反対の足も同様に行う。
なおトレーニング中は、腰を落とすと同時に息を吐くようにしましょう。
芸能人の産後ダイエット事例
妊娠・出産で体重が増えたものの、その後の産後ダイエットで減量に成功した…そんな芸能人をピックアップしました。
東原亜希さん
現在4児のママの東原さんは、産後に元の体型よりもスリムになったことで話題になっています。
東原さんが行った産後ダイエットは、骨盤ベルトの使用です。出産でゆがんだ骨盤を正しく矯正することで、ウエストマイナス10cmと大幅なサイズダウンに成功しました。
骨盤矯正で大きな効果が出た結果と言えるでしょう。
吉瀬美智子さん
産後ダイエットで16kgの減量に成功した古瀬さん。出産前のスタイルに戻ってからは、モデルや女優としての活動も再開しました。
そんな古瀬さんのダイエット方法は、玄米食や運動です。玄米は、酵素玄米と呼ばれるものを使用していました。
酵素玄米とは、玄米に小豆と塩を加えて炊いた後、3日間保温状態を維持したものです。そうすることで、玄米を発酵させます。古瀬さんは、他の食材を使わず、10日間この酵素玄米だけを食べていました。
また運動では、定期的なランニングの他、ヨガなども行っていたようです。
新山千春さん
新山さんは、出産を経て大幅に増えた体重を16kgも落とすことに成功しました。
そんな新山さんのダイエット方法は、食事制限です。単純に食べる量を減らすだけのやり方ではありません。野菜を中心とした食事メニューにして、栄養バランスが崩れないように注意していました。
野菜には酵素が豊富に含まれています。酵素は、体脂肪の燃焼に重要な役割を果たします。また、酵素は年齢とともに減少するため、積極的に摂取することで、太りにくく痩せやすい体質づくりに貢献することができるのです。
産後ダイエットのモチベーションを維持させる方法
産後ダイエットは、運動や食事を考える手間に育児の忙しさも加わるため、モチベーションの低下が課題になります。そこで必要なのが、モチベーションを維持させるための具体的な方法です。
毎日鏡を見て変化を実感する
正しいダイエットを続ければ、体に変化があらわれます。その変化を目で見て実感することで、モチベーションを維持することができます。そのためには、毎日鏡を見て変化に気づくことが大切です。
鏡の前に立つ際は、できれば裸がよいでしょう。服を着たままでは、変化に気づきにくいためです。
また、着痩せするタイプや痩せて見える服を着ている場合はスリムに見えるため、無理にダイエットをする必要がないと思ってしまう恐れがあります。そのため、裸のまま鏡の前に立ち、しっかり現実を見ることをおすすめします。
数週間、数カ月前の写真と、今鏡の前にいる自分の体型を比較してもよいでしょう。日数が経つと変化の度合いも大きくなります。すると、モチベーションも一気に上がるでしょう。
毎日体重計に乗ってデータを取る
毎日体重計に乗って記録をつけることも、モチベーション維持におすすめの方法です。見た目だけでなく、数字として変化を実感することで、さらにやる気が出るでしょう。
体重が順調に減っていれば、そのままモチベーションにつながります。もし増えていても、原因を探るきっかけになるため、頻繁に体重計に乗ることはおすすめです。
ただし、体重は裸で測ることをおすすめします。服装が違うと、服の重さによって体重が変動するためです。
また、体重だけでなく体脂肪も測定できる体重計を使うと、さらにモチベーションアップにつながるでしょう。
特に、筋肉量を増やす産後ダイエットを行っている場合は、筋肉量が増えて体脂肪量が減ります。筋肉は体脂肪よりも重いため、体重だけではダイエット効果が出ていることに気づかない恐れがあるのです。
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産後ダイエットの目標体重を入力することで、1日の目安となる摂取カロリーを計算してくれるので、自然と食事制限ができます。
まとめ
ママになっても綺麗なままでいたい女性にとって、産後ダイエットは必要不可欠です。
産後ダイエットには、運動やマッサージ、食事療法、骨盤ベルトなど様々な方法があります。おすすめは、運動と食事管理の組み合わせです。これらの中で、あなたに合った方法を実践してみてください。
ただし、体調によって産後ダイエットを始める時期や効果的な期間は異なるため注意してください。また、ダイエットが苦手な人でも、モチベーションを維持しながら産後ダイエットを行うことで、より確実に出産前の体型に戻すことができるでしょう。
産後ダイエットの具体的な方法やモチベーションを維持する方法はいかがでしたか?参考になったと思うかたは、産後ダイエットで悩んでいるかたにシェアをお願いします。