ソイジョイという商品をご存知でしょうか。コンビニやドラッグストア、スーパーなど色々な店舗で簡単に手に入る、個包装の栄養補助食品です。お菓子感覚で食べることができ、体にとって必要な栄養素も摂れるソイジョイですが、実はダイエットにも効果的なのです。
この記事では、そんなソイジョイの痩せる理由と上手な取り入れ方をご紹介します。
目次
ソイジョイダイエットとは
ソイジョイは大豆をまるごと粉にした生地に、フルーツやナッツを練り込んで焼き上げた、大塚製薬の大豆バーです。小麦粉をいっさい使用していないので、グルテンフリーで小麦アレルギーの方でも安心して食べることができます。
そして、ソイジョイはダイエットに重要な「低GI食品」かつ「高たんぱく質食品」なのです。
ソイジョイを日々の食生活に取り入れることで、ダイエットに役立てることができます。
ソイジョイは低GI食品
GI値とは、血糖値の上昇しやすさを数値化したもの。小麦や米など糖質を多く含む食品は、一般的にGI値が高くなります。血糖値が急上昇すると、血液中の糖を脂肪に変えるインスリンを過剰に分泌させてしまいますので、体脂肪が蓄えられやすい状態になります。
ソイジョイの糖質は1本あたり10g程度。大豆が原料なので食物繊維が多く含まれます。GI値が55以下の食品は低GI食品と呼ばれますが、メーカーにより全てのソイジョイ商品が低GI食品であることが確認されています。
ソイジョイは高たんぱく質
たんぱく質は筋肉量を維持するために重要です。筋肉量が増えることで代謝が上がり、体脂肪が燃えやすい身体づくりに役立ちますので、ダイエット中は意識して摂りたい栄養素です。
たんぱく質は動物性と植物性をバランス良く食べることが大切です。動物性に偏れば脂質過多になりやすく、植物性に偏れば必須アミノ酸が不足しやすくなります。ソイジョイに含まれる大豆由来の植物性たんぱく質はとても良質で、たんぱく質の栄養価を評価するアミノ酸スコアは肉や魚と同様の100。大豆が原料のソイジョイは、ダイエットサポートに役立ちます。
ソイジョイだけダイエットは栄養不足になる?
たんぱく質にこだわって作られたソイジョイは、ダイエットサポートや健康な体づくりに役立ちます。
また、大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのひとつ、エストロゲンに似たはたらきをします。加齢に伴う女性ホルモンの減少により引き起こされる更年期障害の症状を改善したり、骨粗しょう症を予防したり、美肌効果も期待できます。
また、食物繊維も豊富なため、腸内環境を整え便秘の解消にも役立ちます。
しかし、ソイジョイだけを食事の代わりに食べると、ビタミンやミネラルといった体の機能を保つために重要な栄養素を摂ることができず、栄養不足になってしまいます。
ソイジョイ以外何も口にしない、といった極端な食生活はNGです。
おすすめの取り入れ方は、こんな方法です。
ちょっと小腹が空いたときや、食事の間隔が空いてしまうときの補助的な使い方が良いでしょう。
おやつの代わりにソイジョイを!ダイエット効果は
ソイジョイは、おやつの代わりに食べるのがおすすめです。
ダイエット中のおやつの選び方は、いくつかポイントがあります。
たんぱく質の補給ができるもの
ダイエット中は食事の量が減る傾向があるため、意識して食材を選ばないとたんぱく質の摂取量が不足しがちです。1食あたりのたんぱく質食材の適量は、肉や魚などであれば「指を含まない片手のひら分」のサイズが目安です。ただ、3食全てで必要量を揃えるのは難しいものです。ですから、おやつも食事の一部と考えてみましょう。手軽にたんぱく質が補給できるソイジョイは、ダイエット中のおやつにぴったりです。
ダイエットにおすすめの食事ついて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【高たんぱく質な食事に関する参考記事】
噛み応えがあるもの
ソイジョイは大豆パウダーをベースにフルーツやナッツがぎゅっと詰まっていて、少し重みのある食感が特徴です。よく噛まないと飲み込むのが難しいので自然と咀嚼回数が増え、満腹中枢がしっかり刺激されます。すると満足感を得やすくなり、おやつの食べ過ぎ予防に効果的。顎を使うことで小顔効果も期待できます。
ソイジョイクリスピーはダイエットにおすすめ?
ソイジョイクリスピーは、ベースの大豆生地に大豆パフを混ぜ込んだシリーズです。「クリスピー」という名前のとおりサクサクとした食感が特徴で、レギュラータイプと比べると軽めの口当たりです。
4種類のフレーバー
フルーツ系がピーチ、バナナ、ミックスベリーの3種類、ナッツ系がホワイトマカダミアの1種類です。2019年2月には、季節限定の桜フレーバーも発売されています。色々な味が楽しめるので、飽きずに続けられますね。
レギュラータイプとクリスピータイプ、どちらがダイエット向け?
クリスピータイプはたんぱく質が多い
レギュラータイプのフルーツ系に含まれるたんぱく質量は、1本あたり3.9~4.5g。それに対してクリスピータイプは5.9~6.3gです。フルーツ系を選ぶなら、クリスピータイプがおすすめです。
クリスピータイプは糖質控えめ
レギュラータイプのフルーツ系に含まれる糖質量は、1本あたり11.3~11.8g。それに対してクリスピータイプは5.6~7.6gです。ソイジョイは全ての商品が低GI食品ですが、糖質を控えたいならクリスピータイプが良いでしょう。
ちなみに、レギュラータイプのナッツ系はたんぱく質が5.0~6.2g、糖質が7.3~7.6gと、クリスピータイプと大きな差はありません。
夜ごはんをソイジョイに!?置き換えダイエットの効果
先ほどご紹介したように、ソイジョイだけという食事は栄養の偏りから不健康を招きます。日常的に食事をまるごとソイジョイに置き換える、といった方法はおすすめできません。
おすすめなのは、食事の時間がずれ込んでしまった時のサポートとして使用する方法です。
夕食前の「つなぎ」として
おでかけや残業などで帰宅が遅くなり、夕食の時間も遅くなってしまう…そんな時の空腹感を満たすのにソイジョイはぴったり。これは大塚製薬の公式HPでもおすすめされている方法です。
食事の間隔が空きすぎると、飢餓状態になった体がより多くのエネルギーを要求し、脂肪を溜めこみやすくなります。夕食の時間が遅くなりそうな時は、夕方ちょっとした時間を見つけて軽食を食べ、夕食ではその分を差し引いて食べる「分食」がおすすめ。適度に炭水化物を含みたんぱく質も摂れるソイジョイは、腹持ちも良いので活用してみましょう。
食べ過ぎた後の調整として
昼食でボリュームのあるものをお腹いっぱい食べてしまった…こういった時のカロリー調整として夕食を置き換える、というのはおすすめできます。ビタミン・ミネラルを補うために、緑黄色野菜を使ったサラダをプラスすれば栄養バランスも整います。
【置き換えダイエットに関する参考記事】
ソイジョイとカロリーメイトはどちらがダイエットにおすすめ?
カロリーメイトとは?
カロリーメイトもソイジョイと同じく大塚製薬の商品です。商品コンセプトがソイジョイとは異なり、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの「身体に必要な5大栄養素」を手軽に補給することを目的としています。
“カロリーメイトは身体に必要な 5大栄養素をいつでもどこでも手軽に補給し、 現代人の食生活をバックアップする バランス栄養食です。”
※カロリーメイト公式サイトより
それぞれの栄養素は?
カロリーメイトのブロックタイプのカロリーは、1本あたり100kcal。対するソイジョイは、フレーバーによって異なりますが130kcal前後です。大きな差はありませんが、カロリーメイトはカロリー計算がしやすいというメリットがあります。
たんぱく質はどちらの商品もフレーバーによって異なりますが、カロリーメイトが約2g、ソイジョイは3.9~6.3gと幅があります。筋肉をつくるたんぱく質がより多く摂れることがわかります。
ビタミン・ミネラルに関しては、カロリーメイトは1箱4本で1日に必要な量の約半分が摂れます。ソイジョイは公式HPに記載がありませんが、大豆やフルーツ、ナッツといった原材料由来の成分が僅かに含まれると考えられます。
どちらがダイエット向き?
ダイエットサポートという目的なら、ソイジョイを選ぶのが良いでしょう。
カロリーメイトは「バランス栄養食」ですから、食事の代わりという位置づけです。忙しくて食事がとれない時や、スポーツやアウトドアでの行動食といった場面で食べることを想定しています。炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素に加えて、ビタミン・ミネラルも補うことができますから、栄養素的には食事の代わりを果たすことができるでしょう。
ソイジョイは、大豆の栄養にこだわって作られた商品で、大豆たんぱく質、イソフラボンといった健康的な体づくりと美容に役立つ成分を摂ることができます。また、低GI食品なのでダイエット中や糖尿病といった血糖コントロールが必要な方にも役立つ商品です。
ダイエットに効果的なソイジョイの種類
どれが一番ダイエットに効果的?
すべての商品が低GI食品で血糖値を上げにくいため、基本的にはお好みのフレーバーを選べばOK。
レギュラータイプのフルーツ系はやや糖質が多いですが、食物繊維も多い商品が目立ちます。食物繊維の多い食品は血糖値の上昇スピードを緩やかにすることが確認されていますし、腸内環境を整え便秘の解消効果も期待できます。
また、ナッツ系は脂質が多いため、フルーツ系に比べてカロリーが高くなります。最もカロリーが高いのはアーモンド&チョコレートで、1本あたり146kcalです。ですが、糖質は少なく、最も少ないホワイトマカダミアの糖質は1本あたり5.9gです。
多彩なフレーバーがあり、飽きずに食べられるのがソイジョイの魅力のひとつ。ある特定のフレーバーを食べ続けるのではなく、ご自分の好みと食感に合わせて選んでみてください。
カロリー管理に便利な「カロリーコントロール80」
こちらは、1本あたりのカロリーを80kcalに統一した商品です。1袋にストロベリー、ブルーベリー、アーモンド&チョコレートの3種類のフレーバーが各3本、計9本入っています。
どのフレーバーも同じカロリーなので、きちんとカロリーコントロールしたい方にとっては、とても利便性の高い商品です。少しだけ甘いものが食べたい、という欲求も低カロリーで満たすことができます。
80kcalは「食品交換表」の単位なので、糖尿病の方にも便利です。
ダイエット中の1日あたりの最適なソイジョイの本数は
ソイジョイの1本あたりのカロリーは130kcal前後。そして、ダイエット中のおやつの目安は1日100~200kcalです。おやつとして食べるなら、1日1本が適量です。
食事と置き換える場合でも、ソイジョイは多くても2本までにするのが良いでしょう。ソイジョイだけでは栄養が偏りますので、サラダやスープ、おひたしなど、野菜や海藻類、きのこ類の1品をプラスして、ビタミン・ミネラルを補給するようにしましょう。
ソイジョイの主原料の大豆は食物繊維が豊富ですが、不溶性の食物繊維が多く含まれています。食物繊維は不溶性と水溶性の2種類があり、その摂取バランスは不溶性2:水溶性1が理想的です。不溶性に偏ると、お腹が張る、便が硬くなり便秘になるといった症状が出ることがあります。
ソイジョイと一緒に、水溶性の食物繊維が豊富なオクラやれんこん、モロヘイヤなどぬめりのある野菜、海藻類などを意識して食べると良いでしょう。
ソイジョイダイエットで痩せた女性の口コミや成功体験談
実際にソイジョイダイエットで痩せ効果があったという女性の口コミを見てみましょう。
運動前の栄養補給にソイジョイを活用しています。
ミスコン参加者の方もオススメしています。アーモンド&チョコレートは、ダイエット中でもチョコレートが食べたい方にぴったりですね。
ブライダルに向けてソイジョイを取り入れています。小腹が空いた時に持っていると安心だそう。
ソイジョイは、ダイエット中でも甘いものが食べたい!という女性に支持されているようですね。運動前、小腹が空いた時など、それぞれの生活スタイルに合わせて、様々なシーンで役立てています。個包装なので持ち歩きがしやすく、ストックしやすいというのも人気の理由ですね。
まとめ
ソイジョイのダイエットに役立つ理由についてお分かりいただけたでしょうか。価格が手頃、かつ販売している場所が多いため手に取りやすく、継続しやすいという点も重要なポイントです。また、多彩なフレーバーがあるので選ぶ楽しみを味わえるというのも、飽きにくく嬉しいですよね。
ダイエットは継続することが大切。是非周りのダイエット中の方と一緒に、お気に入りのフレーバーを探してみてくださいね。