トランポリンはフラフープと同様に、子供が喜ぶアイテムとして知られています。そして、大人にとってはダイエットに適したアイテムになるのです。トランポリンに乗ると、大人でも子供のようにはしゃいでしまいます。
大人の間での人気が高まり、最近ではトランポリン専門のジムも珍しくなくなりました。
トランポリンには、脂肪燃焼効果や代謝アップ効果などダイエッターに嬉しい効果が期待できます。今回は手軽に楽しく痩せたいという方のために、トランポリンダイエットの効果ややり方、注意点についてまとめてみました。
目次
トランポリンダイエットとは
トランポリンダイエットとは、トランポリンを使って飛んだり跳ねたりするダイエット方法です。トランポリンは子供の遊具として馴染み深いアイテムですが、使い方次第でダイエットにもトレーニングにも対応できます。もちろん子供も喜びますので、小さなお子さんがいる家庭では遊び道具にもなって一石二鳥です。
トランポリンダイエットで行う運動は、全身を使いますので、ウォーキングに比べると消費カロリーも多くなります。一説によると、ジョギングよりもトランポリンの方が消費カロリーが多いという話もあります。しかしトランポリンで普通に飛んでいるだけでは、ジョギングよりカロリーを消費することはありません。全身を使ってトランポリンに取り組むことで、よりカロリーを消費できるようになるでしょう。
トランポリンダイエットのメリットと期待できる効果
海外セレブや日本の女性たちに大人気のトランポリンダイエットには、どんなメリットがあるのでしょうか。トランポリンダイエットで得られる効果と合わせて見ていきましょう。
全身が鍛えられる
トランポリンは軽く跳んでいるだけでも、足の筋肉だけでなく体幹の筋肉を刺激することができるのが特徴です。腕を大きく動かせば上半身の運動にもなりますし、ウエストを捻って跳べば、くびれ作りにも役立ちます。
跳び方のバリエーションが多いので、飽きずに続けられそうですね。
膝への負担を少なく脚痩せができる
ランニングや地上でのエアロビクスは関節への負担も大きくなるため、膝に不安があるかたは敬遠します。しかしトランポリンは衝撃をある程度吸収してくれるため、比較的膝への負担も少なく行うことができます。ランニングやエアロビクスなどの激しい運動は膝が痛くてできないという方は、トランポリンの上で実践してみましょう。
天候に左右されない
トランポリンは、主にフィットネスジムや自宅など室内で行います。天気に左右されませんので、梅雨時でも安心です。雨の日には低気圧の影響で体が重だるくなる方も多いですが、トランポリンで体を動かせば少し気分が晴れます。雨による憂鬱な気分も、運動で汗をかくとスッキリします。
また、季節ごとの気温の変化も、室内で行うトランポリンには影響がありません。夏場は熱中症のリスクから、外の運動は控えることも多くなります。しかしトランポリンなら涼しい室内でしっかり運動することができます。
ストレス解消になる
体を動かすことは、ストレスの軽減に効果があるといわれています。運動習慣のない方にとっては、激しい運動をすることがストレスになりますが、トランポリンは自分で強度を調節できます。ややしんどいと感じる範囲で続けることで、脂肪燃焼効果も促進され、ストレス軽減にも役立ちます。
トランポリンダイエットの基本的なやり方(飛び方)
トランポリンには、ただ軽く跳ぶだけでなく様々な跳び方があります。今回は基本的なトランポリンの跳び方について、動画と一緒に解説します。まずは動画を見てみましょう。
両足を肩幅程度に開いて軽く跳ぶ
強度を上げたい時は体幹に力を入れて、しっかり足で踏み切る
その場で走るように足と手を動かす
強度を上げる場合、ももを高く上げる
肘を曲げて肩甲骨から動かすように腕を振る
軽くジャンプ
右膝と左肘を近づける
脚を下ろす
左膝と右肘を近づける
リズムよく繰り返す
腰をひねりながらジャンプ
ウエストを意識してひねる
軽くジャンプ
右足を外に開く
足を下ろして軽くジャンプ
左足を外に開く
体幹がブレないようにしてリズムよく繰り返す
軽くジャンプ
右足を後ろに蹴り上げ、かかとを右手でタッチ
足を下ろして軽くジャンプ
左足を後ろに蹴り上げて、かかとを左手でタッチ
軽くジャンプ
右足前、左足後ろでクロス
足を戻して軽くジャンプ
左足前、右足後ろでクロス
足を戻して軽くジャンプ
基本のジャンプを覚えたら、音楽に合わせて組み合わせてみるのもおすすめです。まずはテンポのあまり早くない曲から始めて、慣れてきたらアップテンポな曲なチャレンジしてみましょう。
トランポリンダイエットの注意点
トランポリンダイエットを行う際に、気をつけておきたいポイントは以下の通りです。
自宅でトランポリンダイエットを行う場合、商品購入時から気をつけておきましょう。子供向けに作られたトランポリンは、耐荷重が軽いこともあります。ご自身の体重とトランポリンの耐荷重を照らし合わせておきましょう。
使用前に不備がないかのチェックも大切です。折りたたみ式のトランポリンの場合は足がしっかり開いているかどうかも確認します。正しくセットできていない状態でエクササイズを行うと、怪我の原因にもなりかねません。マットやバネ、土台など全てに気を配っておきましょう。
姿勢が乱れた状態でのトランポリンは、足場が安定せず危ないです。ふらつきやすい方は、まずは軽いジャンプから行い、体幹を鍛えましょう。
あとの3つは、どんな運動を行う時にも注意したいポイントです。食後すぐに運動をすると、血液が全身を巡るようになりますので、胃腸に十分な血液が集まらず、消化不良を引き起こしやすくなります。食後はすこし時間を置いてから、トランポリンに乗るようにしましょう。
水分補給は普段からこまめにしましょう。水分が不足すると血がドロドロになり、健康面でも良くありません。常温以上の水を飲んでからエクササイズを行いましょう。
自宅とジムはどっちでトランポリンをするのが良い？
トランポリンダイエットは自宅で簡単にできるという特徴もありますが、スポーツジムのトランポリンも気になりますよね。トランポリンを置いてあるスポーツジムは大きく分けて2パターンです。1つは体操教室、もう1つがトランポリン専門のスポーツジムです。
トランポリンダイエットと聞いて思い浮かべるのは、トランポリン専門のジムでしょう。自宅でのトランポリンダイエットとジムでのトランポリンダイエットを比較してみましょう。
まず費用面を比べてみます。自宅でのトランポリンダイエットの場合、初期投資としてトランポリン代とマット代が最低限かかります。その後はトランポリンが壊れてしまうまでは、費用がかからないのが特徴です。ジムの場合器具を買う必要はないものの、入会金や月謝が必要になります。コストパフォーマンスでみると、自宅で行う方が良いでしょう。
ソフト面を比べてみると、自宅の場合自分でメニューを考えなければいけません。テレビを見ながらできるというメリットはありますが、トランポリンの音はそこそこ大きいため、テレビの音は聞こえにくくなります。ジムの場合はあらかじめトレーナーがメニューを決めています。音楽を流しながらリズムに乗って動かすので、飽きずに楽しく続けることができるでしょう。
環境で比べてみましょう。自宅であれば雨の日も風の日も、出かけることなく家でトランポリンをすることができます。気軽さでいえば自宅の方が良いのですが、気になるのは音と振動です。トランポリンを跳んでいる時、バネが軋む音や振動はかなり大きく響きます。
我が家は一軒家の2階にトランポリンを置いています。防音マットを敷いているにもかかわらず1階でトランポリンの音や振動を感じるので、マンション住まいの方にはおすすめできません。
ジムの場合、ご近所に迷惑になるという心配がいりません。また、一緒に頑張る仲間がいるとダイエットは継続しやすくなっています。続けやすさを考えると、トランポリンダイエットはジムで行うのがおすすめです。
飛ばない！？話題のトランポリンを使ったトランポビクスとは
トランポビクスとは同じくトランポリンを使ったエクササイズですが、通常より一回り小さいサイズの「ジョグ」と呼ばれるミニトランポリンを使います。軽快な音楽やリズムに合わせてミニトランポリン（ジョグ）に乗ることで負荷を最小限にし楽しく、ウォーキング感覚で行えるニュースポーツです。
トランポビクスは、エアロビクス（有酸素運動）にトランポリンを取り入れた新感覚のエクササイズになっています。一人ひとりの運動心拍数や身体への負荷を調整しながら、個人にあった運動が出来ます。
まだまだ知名度は低いですが、幼児から高齢の方まで楽しめるメリットがたくさんのエクササイズになっています。
まとめ
いかがでしたか？トランポリンは子供だけでなく大人にもおすすめなアイテムです。軽くジャンプするだけのお手軽な運動から、激しいエクササイズまで対応ができますので、ダイエットにはもってこいです。関節にも優しいので、安全面を考慮して行えば老若男女におすすめできます。
より楽しく効率的に継続するには、気分の盛り上がる音楽や一緒に頑張る仲間を作り、積極的にトランポリンの上で動きましょう。自宅で頑張る方は、SNSで仲間を見つけてみてもいいかもしれませんね。
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